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my life as a ...
by chick_pea
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ポーランドのクリスマス
a0027495_6505536.jpgポーランドのクリスマスについてです。まずツリーを飾るのは基本的には12月24日、ツリーを片づけるのは1月6日が普通。ここら辺は他のヨーロッパの国と同じじゃないかと思います。そして、最も大切な日はクリスマスではなく、その前日。つまりクリスマスイブにクリスマスミールを食べます。

食事をする前に、まず口に入れるのものが写真の白く薄いウェハース。まず自分の分をちぎって、お互いその場にいる人たちにちぎって分け与え、それを食べ合います。このウェハースはキリストの体を意味しています。

a0027495_6513113.jpg最初の食べ物はスープ。さらっとしたビーツのスープ(ボルシチ)に小さな茹でたピエロギ(中身はサワークラウトとキノコ)が入ってます。この他の料理は、ニシンのオイル漬けやゆでたジャガイモ、サワトゥカ(ポーランド風サラダ・ジャガイモ、にんじん、きゅうりのピクルス、グリンピース、りんごなどを角切りにしてマヨネーズであえたもの)、焼きピエロギなども食卓にのぼります。

a0027495_652852.jpgそして、メインは何かというと、ポーランド料理に欠かせない肉、ではないのです。この日は本来、朝から断食し、その延長として夜も肉を食べてはいけないそう。では、何を食べるのかというと、鯉なんです。スーパーにもこの日は切り身や生きた鯉がたくさん売られていました。
左は典型的な鯉料理、茹でた鯉のゼリー寄せで、右はフライです。
私は鯉の甘煮を日本で食べつけていたのだけど、鯉って独特の泥くささがあるんですよね。だから、甘煮以外の調理法だとどうなのかなと思っていたのだけど、ゼリー寄せは甘煮程度の臭みはあるものの、私はその味に慣れているのでおいしくいただきました。フライにいたっては全く問題なし。というか鯉と言われないと気が付かないかも。鶏の唐揚げみたいな感じの味で、身がプリプリしてとてもおいしかったです。

a0027495_6524116.jpg以上はポーランドで広く食べられている料理だと思います。そしてこの最後の料理(というかデザートに近いかも)は、地方によっては食べる所もあるというもの。実家に行くと必ず出る。
フッジリ、すったポピーシード、レーズンなどのドライフルーツ、数種のナッツをハチミツで甘くあえてます。イタリアのパスタが普及する前は、家庭でそば粉からパスタを作っていたらしい。
これを食べるとちょっと懐かしい気持ちになります。というのも、くるみかごまをすって砂糖としょう油で味付けしたタレを、半分ついた餅米にかける料理を、子供の時に食べていて、それとちょっと似てるような気がするから。
このあとは甘いものがいろいろ続きます。特にポーランドのチーズケーキはカッテージチーズから作られクリーミーさに欠けるけど、さっぱりとして甘さ控え目なので日本人に向いてる味です。

a0027495_6532966.jpg最後は、この袋に入ったワラ。実際は食べる前にテーブルクロスの下に置いておき、食後、残った料理の代わりとしてそのワラを動物に与えて、この特別な日を人間だけでなく動物も共有するというところから来ている習慣だそうです。イエスが馬小屋で生まれた話と結びついているけれど、それよりもっと古い農耕文化から伝わっているもののようです。

こうして食べ過ぎたクリスマスイブの夜が過ぎていくのでした。翌日からしっかり肉生活がまた始まります。

実は、昨日の夜、熱が出ました。行き慣れていた夫の実家といえど、一応嫁として気を遣ったからでしょうか(笑)。ポーランド語ができないので、あんまり気が利かないんですけどね。フィンランドの大晦日の写真を撮りたいので、早く体調を整えなければ・・・

それでは、みなさん、よいお年をお迎えください。
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by chick_pea | 2004-12-31 06:49
今のポーランド
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クリスマスご飯の紹介の前に、日本人にはあまり馴染みのないポーランドについて少し。

写真は、ワルシャワの中心から車で1時間半ほどの町に住む、夫の実家を訪れたときに撮った湖。真ん中にある小島には大きな十字架が立っています。
ポーランドはヨーロッパの中でも特に敬虔なキリスト教の国で、現ローマ法王はポーランド出身の人。このことを誇りに思っているポーランド人(大多数がカソリック教徒)は多いのだろうと思います。

この事実を知ってはいたけど、夫の家族は教会に通うほどは信心深くないので、ポーランド= 敬虔というイメージを強くは持っていなかったのです。でも、クリスマスの次の日、近くの教会に立ち寄った際、ミサを聞きに来ていた人々の多さ、熱心さを目にして、この国の人々とキリスト教は強く結びついているのだなあと感じました。

ところで、ポーランドと聞くと、社会主義だった国というイメージがすぐ浮かぶんじゃないでしょうか。実際、街中にはどんどん建設されていく新しいアパートのすぐ隣に、いかにも社会主義って雰囲気の味気ない建物が今もたくさん立っています。
でも、郊外の大型スーパーマーケットなんかに行くと、物不足の時代がかつてあったのがうそのようなほど物がたくさん。フィンランドのそれよりも充実してるんじゃないかと思えるほどです。
やっぱり人口の少ないフィンランド(約5百20万人)と比べ、ポーランドはヨーロッパの中では人口が多い方の国(約3千800万人)だから、外資企業には新たな市場として魅力があるのでしょう。

ただ、まだ国として多くの問題(高い失業率など)を抱えながら、こういった部分だけが先走っていくのは、いいことばかりではないはず。国産のものを強く意識し、先進国でありながら物質主義に走りすぎず、貧富の差が激しくないフィンランドに住んでいると、そんな状態のポーランドがこれから先、バランスよく発展していけるのかなあと考えたりもするんです。
物が豊富で便利な暮らしがあたり前になっていくことで、時には不便かもしれない古き良きものが消えていってしまったら、それは寂しいことですよね。
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by chick_pea | 2004-12-30 08:23
ポーランド料理とは?
クリスマスはポーランドで過ごしました。食べ通しの毎日で胃が大きくなってしまったような・・・
夫の実家に行く前日に寄ったワルシャワにあるレストランがなかなかよかったので、まずその写真のUPから。ポーランド料理ってあまりなじみがないと思うのですが、おおざっぱに言ってロシア料理とドイツ料理の中間という感じです。

a0027495_6214427.jpg右の皿に入っているのは、バターではなくラード。こういう食べ方があるのは知っていたけど、食べたのは今回が初めて。店で売ってる白いラードを想像してたので、絶対おいしくないと思っていたけど、実際出てきたラードの見た目はジャガイモをつぶした感じのもの。
味の方はというと、タマネギのみじん切りが入っていて、思ったほどは脂っぽくなく、パンにたっぷりつけて塩を少しふりかけ食べるとかなりいけるのです。でもこれ高カロリーであるのは間違いないわけで、食べ過ぎは禁物。
左のドリンクは、ラズベリージュースで割ったビール。赤い色で見た目もかわいい。女性に人気のせいか、たいていの店でジョッキにストローを入れて出してくれます。

a0027495_6223459.jpgスターターとして私が頼んだジュレクという名のスープ。
発酵させたライ麦粉・パンから出る酸味がおいしい。酸味好きには結構くせになる味のはず。中には、ゆで卵とソーセージが入ってます。
これ自分で発酵させられるようなので、いずれ作ってみようと思います。

a0027495_6234840.jpg夫と義弟が選んだスターターは、タルタルステーキ。
メインでもいいんじゃないかと思えるサイズの生肉(牛)のたたき。生卵と薬味を混ぜ合わせて食べます。二口、三口食べさせてもらったんですが、まぐろのたたきみたいな感じでほんとおいしかった。
外国ではサルモネラ菌が危ないから生卵は食べない方がいいと言われてるんだけど、店ではどうやって生でも大丈夫な卵を調達するんでしょうか。実は、この生卵の話になると夫と必ず口論となる。夫は卵を割る前に洗えば大丈夫だと言うんだけど、私はどうもそれは信用できないから。

a0027495_6275879.jpgわたしのメインは、ピエロギ。ポーランドの代表的な料理の一つです。
いわゆる水餃子だけど皮が厚くてもちもちしていて、ロシアのペリメニと似てます。中身は肉、ジャガイモ+チーズ、そしてサワークラウト+キノコの三種(中身のバリエーションは広く、フルーツを入れる場合もあり)。上には炒めたベーコンとそれからでた脂がかかってます。ポーランド料理ってほんとにカロリーが高いものが多い。
私はサワークラウト+キノコのピエロギが一番好き。キノコのうまみがでていてほんの少し酸味があり、ビールにぴったりです。

夫と義弟は肉のメインをたのんで、それで全部でだいたい140ズウォティ。3人でたらふく食べて5千円いかないと。でも、ポーランドの物価は低いので、もっと安くすませることも可能です。

このポーランド料理を出してくれるレストランの内装はポーランドの田舎風で、ウェイターとウェイトレスも中世の衣装を着てます。お客さんは地元の人ばかりのようだったけど、観光シーズンには観光客をターゲットにしているんじゃないかな。英語のメニューもあるので、ワルシャワ観光の際は、お薦めのレストランです。

Folk Gospoda
ul. Waliców 13, Warszawa
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by chick_pea | 2004-12-29 06:46
Merry Christmas!
今日からポーランドに行ってきます。ということでクリスマスはポーランドで迎えることとなります。

フィンランドのクリスマスの記事、期待していた方、ごめんなさい。
ということで、次の更新は来週はじめの予定です。

みなさん、すてきなクリスマスをお迎えください。
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by chick_pea | 2004-12-24 00:18
クリスマス間近の風景
a0027495_101978.jpg数日前、雪が降りました。これは我が家の窓から撮った写真。

クリスマスツリーになっている木は、前からあったものなのか思い出せません。でも、ここは中庭でアパートの住人しか見ないような場所にあるので、もともとあった木に誰かが明かりを灯しただけなんじゃないかな。

財布のヒモのかたいフィンランド人も、クリスマスには結構お金をたくさん使うとか。デパートにもプレゼント用ギフトやチョコレートの詰め合わせのコーナーができてます。
でも、まだ根っから商業化はされていない感じ。このツリーのように、シンプルな色の明かりを使ったデコレーションがほとんどです。


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by chick_pea | 2004-12-23 01:10
ボヨは賢いのか、ただ気が弱いだけなのか?
a0027495_6202696.jpg先週末、最近オープンしたPCショップに行ってきました。北欧最大のショップらしいという話(根拠なし)を夫が小耳にはさんだそうで、うっかりほんのちょっと期待してしまったんですけどね。
結論→だから日本と比べちゃだめだって、前からわかってたのに・・・

さて、一体何が北欧最大だったのか疑問が残る店ではありましたが、夫は目的であったPCのモニターを購入。家に帰って早速設置したはいいが、モニターの入っていた段ボール箱を放置。そういうことをすると、ウメ嬢とボヨがそりゃもうだまってはいません。

ウメ嬢すかさず、段ボールの上(玉座ともいう)へ。でも、これはいいんです。全く害はありませんから。かえって静かでいいぐらい。しかし、問題はボヨ。その夜、さあ寝ましょうと電気を消した後、静まりかえった暗闇に響く物音・・・

ガリガリ、ガサゴソガサゴソ、ビリッビリリリッ

寝られるかー!!
どうやら段ボール解体をし始めた模様(ウメ嬢からの命令か?)。
こちらが寝てからそんなことをするとは、ボヨったら実は頭がいいのかも。いや少なくともそれをすると怒られるのだということはわかってるらしいです。でもやってしまうと。学ばないヤツ。

ところで、そんなボヨ、本日3回も吐きました。

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by chick_pea | 2004-12-22 06:38
お久しぶりのクマ、クリスマスバージョンです
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久々のクマシリーズです。この時期なので、クリスマス関係を予想はしていたんですが、ここまでコスプレ化が進んでいるとは!わたくし、ほんのちょっと心配です(笑)。
このウィンドウのお店、住宅街にぽつんとあって、あまり多くの人が見ているとは思えないのですが、お店の人、頑張りますねえ。

トナカイぐまの後ろにはツリーがあります。飾りになっているのが、ヒモでつながった小さな国旗。白地に青の十字がフィンランドの国旗です。
先日、フィンランド人の友達とツリーの飾り付けの話をしたのですが、やっぱりシンプルなのがいいよねという話になり、そのとき彼女が、ツリーに国旗を飾りたいと言っていました。それを聞いた私、さすがフィンランド人、国旗好きだなと思ったのですが、今回このツリーを見て、この国ではこれがかなりアリなデコレーションだということを認識した次第です。

フィンランド人の国旗好きはかなりのもの。他のフィンランド在住の外国人も言っていたので、日本人である私だけの印象ではないと思います。
今月6日は独立記念日だったのですが、センターにある建物の屋上にこれでもかと国旗が掲げられていました。一つの建物に3〜4つ。
やはりなかなか独立が果たせなかった国(1917年独立)に住む人々にとって、国旗はとても意味のあるもの、感慨深いものなのだと思います。
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by chick_pea | 2004-12-20 02:56
クリスマスマーケット
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ヘルシンキのセンターにあるエスプラナーディ通りで開かれるのが、このトーマスマーケット(12月7〜18日)です。

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by chick_pea | 2004-12-19 02:16
聖ルシアの日
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12月13日は「聖ルシアの日」。スウェーデンから広まったルシア祭という北欧の行事がありました。

写真は、今年ルシアに選ばれた女の子が右の建物から下りてくるのを、人々が待っているところ。この建物はヘルシンキ大聖堂で、数少ないヘルシンキの見所の一つなのです。

mariさんの聖ルシア祭で、聖ルシアに関する話を読むことができます。この行事を楽しむ上で、とても参考になりました。

大聖堂内で儀式かなにか(この部分は見られなかったので内容はわかりません)が行われたあと、サンタルチアの曲とともに少女が大聖堂から現れ、ルシア祭の行進が始まります。

a0027495_1242653.jpg肝心のルシアに選ばれた女の子の写真は、全て見事にピンぼけでした(涙)。でも雰囲気だけでも伝わればということでUPしておきます。
フィンランド政府観光局のサイトの説明によると、真ん中のルシア役の少女のそばにすわる少年少女は、従者と侍女役だそうです。

a0027495_1251657.jpgこのフェスティバル用の車もちゃんとあるようで。
人も集まるしフィンランドでは大規模な方だと思うけど、基本的には静かな雰囲気の伝わる光のフェスティバルという印象を受けました。
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by chick_pea | 2004-12-17 01:30
タイ料理三昧
タイに住んだことのある友達の家で、タイ料理をごちそうになってきました。
フィンランドにあるタイレストランは辛くないところが多いけど、さすが今回は本場の辛さを堪能。自分でもタイ料理を作ることがあるけど、それがいかに「もどき」であったかを思い知りました。

a0027495_254343.jpg4〜5種類も一人で作ってもらったのですが、そのなかでも気に入った料理は、この写真左のサラダ。
これ黄色く見えちゃってますが、本当は白いモノとトマトがまざっていて、ビーナッツがかかってます。この白い方はシャキシャキした切り干し大根のようなんですが、実は青パパイヤ。それを千切り(削ったのかも)にしたものです。すっぱ辛の味が最高でした。
テーブルに置かれた明かりは、私が以前セールで買ったiittalaのウォッカグラスと同じデザイン(Ultima Thule)で、ひとまわり大きめのグラスにティーキャンドルを入れたモノ。こういう使い方もいいですね。

a0027495_331174.jpgこちらはフッシュケーキといえばいいのかな。
本来は白身を使うらしいのですが、今回は鮭。作ってくれた彼女もどうなるか心配したようですが、鮭臭さがなくておいしかったです。ゼイタクなことだけど、鮭をよく食べていると、あの味に飽きてくるんです。だからそれを消してくれるこのお料理は是非まねてみたいと思いました。
とってもタイ料理っぽい味がしてなんなのかと思ったら、生のカフェライムリーフ(こぶみかんの葉)を入れているということで、これが鮭の臭み消しにも一役買っているようです。このカフェライムリーフ、乾燥ものでタイカレーに使うことはあるのですが、生がオリエンタルショップで手にはいるとは知らなかったです。

a0027495_311109.jpgお土産にもらったのは、タイの栄養ドリンク。二日酔いしたときにいいらしいので、その機会があったら飲んでみるつもり。
タイ名はわからないけど、これ各国で売られている「レッドブル」というスポーツ飲料のオリジナルなんだそうです。赤い雄牛が向かいあっているのがこのブランドのマーク。

生のカフェライムリーフといい青パパイヤといい、自分で使わない食材だと、オリエンタル食材店に行っても気が付かないでいてしまうものだなあと思いました。こうやって美味しいモノが身近にあっても逃していることって多いんでしょうねえ。
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by chick_pea | 2004-12-13 03:06