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by chick_pea
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三都市物語〜その2〜・クラクフ(後編)

Wawel Hill -1

さて、ヴァヴェルの秘密とは?
中庭に行くと、一つの壁を前にして小さな人だかりがありました。みなさん、真剣に壁を触れてらっしゃる。不思議な光景で写真にもそれが現れてますかね(実のところ、ただの手ぶれなのだが・・・)。

その昔、夫が友人とこの場所へ観光に来たとき、ダウジングの専門家が調査中だったそうです。あやしそうには見えなかったその男性、ヒマだったんでしょうか、『世界には6-7カ所、チャクラと呼ばれる非常に強いエネルギーを発する(蓄える?)場所があってね・・・』と、夫らに語り始めた。そして、その一つがこのヴァヴェルにあるのだと。他にはチベットやエルサレムにあるらしいです。

その専門家のおじさんによると、私が写真を撮ったその人だかりの場所よりも、壁伝いに左に向かった先の角周辺の方がよりパワーが強いそうで(そちらを触る人もいるので、壁が黒ずんでいる)。せっかくですから、この地を訪れたら角側の壁を触れましょうね。なにしろ世界で6-7カ所しかない場所だもの。もちろん興味があればの話ですが・・・

ちなみに、この話をヴァヴェル運営側ではどうやら”売り”にはしたくないようだ、と感じる記事を英語の検索から見つけました。だからこの件を知らない人が多いのでしょうね。





このクラクフに来て、多くの観光客が訪れる別の地域が二カ所。それはオシフィエンチム(アウシュヴィッツ)とヴィエリチカ。私が訪れた後者の地域には、世界遺産にもなっている塩坑があります。
実はですね、私、あんまり行きたくなかったんです。だってそのツアーが二時間もかかるんだもの。そんなに長く地下で拘束されたくない、だったら旧市街をたらたら歩いてカフェに入りたい、と根性なしの私なもので。ですが、他の三名に押され行ってまいりました。

Wieliczka Salt Mine

ツアー中一番有名な場所である礼拝堂。シャンデリアのクリスタルも塩でできているそうです。
やはり二時間のツアーは私には長かったのだけど、そのぐらい長くしないとだめだということもよーくわかりました。なんとこのツアーで見られるのは、塩坑全体のたった1%だけなんだそうです。
入場料が結構高くて儲かりまくりでは?と思ったのですが、実際のところは地盤沈下を避けるため(地下はトンネルだらけですから)砂で穴を埋めていかねばならずたいへんなお金がかかるそうです。
いろんな意味で、さすが700年ぐらい採掘し続けただけある!スケールが半端じゃないわっと、乗り気じゃなかったわりにはかなり感心しました。

さて、いよいよクラクフの旅も終わり。二日目の夜。
クラクフでどうしてもしたかったこと、それはユダヤ料理を食べることでした。そして行った先は、カジミエシュ地区にある「Klezmer Hois」というホテルの中にあるユダヤ料理レストラン。個人の邸宅にある大広間のような雰囲気があり、デザインの揃っていない椅子が置かれているのも逆にいい感じ。頑張りすぎない内装がしっくりときて、居心地がよかったです。

Kazimierz -8


肝心のユダヤ料理の写真はというと、室内が暗すぎてよく撮れませんでしたので割愛。お味の方はというと、これが本当においしかったんです。
どれをたのんでいいかわからなかったので、とりあえず盛り合わせとイスラエルのワインを。ガチョウと豆の煮込み、もう一つガチョウ料理、そしてジャガイモをミートローフ風に作ったものなど。味は強くないしどう美味しいのか説明しにくいんですが、とにかく大満足の味でした。
他の国でユダヤ料理を食べたことがないのでわからないのだけど、このとき食べたのはポーランド系ユダヤ人の作るユダヤ料理がベースになっていると思うので、別の国でユダヤ料理を食べるまた違った部分もあるということなのかな。これはいろんな国で味わってみるとおもしろいのかもしれません。

a0027495_20162850.jpgこのレストランでは、東欧系ユダヤ人の音楽、クレズマーのライブを聞きながら(こちらは別料金)、食事をすることができます。

その日は、バイオリンとヴォーカル担当の女性、アコーディオン担当の男性、チェロ担当の男性の三人グループでした。女性は顔に似合わず太くて声量があり、格好良かったです。どちらかというと情熱的な曲が多かったのですが、一曲だけ私の知っている曲が!それは、「ドナドナ」でした。後で調べてわかったのですが、この歌詞にはユダヤ人が強制収容所に連行されたときの状況を歌に託しているという説もあるようです。
ヴォーカル担当の女性が、メンバーの紹介をポーランド語と英語でしてくれたので、お客さんは外国人観光客が多いのだろうなと思っていたら、あとで夫がドイツ人の観光客も何組かいたよと言っていました。
美味しい料理とワイン、そしてすばらしい音楽があると、なんて幸せなんだろうと感じた一夜でした。

Kazimierz -7


これでクラクフの旅は終わり。長々と読んでいただきありがとうございました。
ここから一路西へ、旧ポーランド・ドイツ国境を越えて義祖母の住むオポレという街へ向かいます。
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by chick_pea | 2007-05-20 20:21
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