Top

my life as a ...
by chick_pea
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
またね!
See You, Finland!

南下してました、ってワケでなく、単なる季節外れの写真を引っぱり出してきただけ。ちょっと忙しくて写真を撮る余裕がなく・・・理由はのちほど。

突然ですが、娘の名は日本とポーランドどちらにも存在し、かつ誰にでも発音しやすいであろうと考え決めた名前。その後、フィンランド女性の名にも似ている発音のものがあるということを知りました。日本人的にはちょっと似ているぐらいの印象なのですが、フィンランド人によっては、ほとんど同じ音に聞こえることもあるようです。

ある日のこと、児童館のスタッフの方から娘の名前を聞かれ答えると、やはり”フィンランドにもある名だ”と。そして、”三つの国で共通の名前なんてすてきね”というようなことを言われたのです。確かに以前からフィン人にとっても覚えやすい名前で都合がいいとは思っていたけれど、その時の彼女からの言葉はなんだかとてもうれしくて。偶然ながらもフィン人にとって馴染みのある名にして本当によかったな、と。
なぜあの時に限ってそんな風に感じたのか、それはたぶん、その前日だったか夫からフィンランドを離れる日が近いかもという話しを聞かされていたためなのでしょう。

前置きが長くなりました。もうすぐフィンランドを去りポーランドへ引っ越しします。ここに7年以上も住みました。その間ありがたく友人にも恵まれ、そんな友人らからその長さに驚かれますが、自分も驚く。いろんな意味で、ふふふ。
フィンランドの冬や食べ物のことなどでよくグチをこぼしていました。そんな状況が変わっていったのは、娘が生まれてから。育児に手がかかりそういう部分まで気が回らなくなったし、この国は子どもを育てるには”いい所”、いや"気が楽になれる所"だからと言った方がぴったりくるかな。だって、美味しさの質うんぬんよりも、子どもイスが必ずあり、子どもに寛容な雰囲気のカフェやレストランの方が断然いいものねぇ。そういうフィンランドの良い面をいろいろと経験できてよかった。

フィンランド生まれのまだ小さな娘は、この国のことを思い出すことなく別の国で育っていく。ある程度大きくなり地図を理解できるようになったとき、自分の生まれた国がどこにあるかどんな国なのか知りたくなるのだろうな。その時私がまっさきに伝えることは、フィンランドのあのすばらしい夏のことなのかもしれない。

この国を去っても、娘を通していつまでもフィンランドとはつながっているわけで、なんだか引っ越して遠くに行くって気がしません。実際、ヘルシンキーワルシャワ間のフライトは2時間もかからないし(老猫連れには助かるっ)、気候は似ているし、日本への里帰りには日本ーポーランド間の直行便がないため、使い慣れたヘルシンキの空港で乗り換えるだろうし。

新しい生活が落ち着いたら、ブログを再開するつもりです。というわけで、『北へ行く猫』はちょっと遅い冬眠に入ります。
今までフィンランドからのこのブログを読んでくださって、ありがとうございました。
[PR]
by chick_pea | 2011-01-28 22:49
<< 祈り 青と白と >>