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by chick_pea
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旅の間の食あれこれ

Afterglow

夏の旅、最後の記録は食べ物編です。やはりイタリアといえば美味しくて当然となるのでしょう。実際、思い返せばそうでした。ですが、訪れた当初、少々戸惑ったことも事実だったりします。その話はのちほど。
因みに今回の記事、備忘録も兼ねているためつらつらと長くなりますが、ご了承のほどを。

写真は、夫の友人宅でランチをごちそうになったときのもの。最後にコーヒーが運ばれてきた際、コーヒーののったトレイを真上から撮るよう薦められ(理由まことに不明なり)、イスの上に上がってまでして撮らされたのだった。その後、写真をチェックすると、コーヒーに添えられていたサルミアッキ入りチョコ(夫がお土産の一つに持参)がしっかりと写っておりフィンランド色が濃く出てしまったので却下(笑)、そのチョコが小さく写っている方をUPしております。
そういえば、このチョコが美味しかったか友人家族に聞くの、忘れていたわ。でも、娘がイタリアで食べた棒アイス、棒の部分がリコリスになっていて『ここも食べられるよ』と何度も教えてくれたのは、夫の友人の5歳になるお嬢ちゃん(毎日娘と遊んでくれてお世話になりました)。このことから考えるに、美食の国といえど少なくとも子どもの間ではリコリスは人気のようだ。ので、化学物質版リコリスとも言えるサルミアッキも大丈夫だったのかも〜。

閑話休題。
庭でいただいたランチは、炭火で焼いたレアのフィレンツェステーキ。私は知らなかったけれど、フィレンツェ牛って有名なんですね。私はステーキといえば霜降り系好みなのですが、この赤身のお肉はとても美味しかった。脂肪分が少ないせいか、かなり食べた後も私の胃にはもたれず。
さらに堪能したのが、付け合わせのごくごくシンプルなサラダ。ルッコラとトマトがもう極上で。これぞ素材の旨み!イタリア産のルッコラはフィンランドにも入ってきているけれど、全然歯ごたえと味の濃さが違う。それはしょうがないとわかっていても、実際経験してみるとちょっとショックでしたねぇ。

さて、この友人宅では別の日、お魚もごちそうになってます。これもただ炭火でそのまんま一匹ずつ焼いたシンプルなもので、鯵に似た白身を食しながらお醤油を持っていなかったことを後悔しました。魚を食べたいとリクエストしたのは夫でして、だって海沿いのエリアじゃないですかーやっぱり魚だろ!と思ったようです。

でも、実はヴェンティミリアの郷土料理は魚介類がありつつもそれがメインではないのです。旅行前、夫の友人は”脂っぽい料理が多いから”と夫に言っていたそうですが、滞在してみてその意味がわかりました。
ヴェンティミリアは観光地というほどの場所でもないので、日本語・英語ともにネット検索してもあまり情報が得られませんでした。そのため料理に関しては、海沿い=魚介類には困らないと思い込んでいた我々です。ところが、B&Bの部屋で見つけた英語のガイド用パンフレットによると、よく使われる食材はウサギ(家畜用飼料ではなく草などを与えて育てる)・小ヤギ・子羊の肉、及び狩猟肉。海はあるが山もあるから、食は後者の方が主体となるらしい。
うーむ、日本人的感覚ではちょっと意外な事実でありました。それが私にとっての旅当初の食への困惑であり、でもそういうものかーと思ってしまえばなんてことはなく、その後はイタリアのご飯を楽しむに至ったわけです。



Trombetta Courgettes

上記のパンフレットに載っていたもう一つの食材、それはトランペットズッキーニ。
初めて食べたのは、毎夜ご飯を食べに行っていたレストランで、海老や小口切りの野菜をマリネしたサラダのアンティパストでした。その中で一番気に入った野菜が最初はズッキーニだとはわからなかった私、教えてもらってからミニズッキーニみたいなタイプであろうと思っていたのです。が、その翌日だったか街の市場でうねうねとした細長いそれを発見して、こんな形だったんだ〜!と。
普通のズッキーニよりも水分が少なく味が濃い感じ。欧州で流通しているばかでかい大味の茄子とは違う日本の茄子が持つ美味しさの感覚と似ているものがありました。

そして、ズッキーニの花に野菜を詰めた揚げ物もここの郷土料理の一つだったのです。以前から食べてみたいと思っていた料理なのですが、残念なのことに今回は食べる機会を得ずで・・・一番の心残りです。

Courgette Flowers

こちらはマントンの市場にて。フランスでもズッキーニの花を食材として使うのですね。デリみたいなところでそのフリットが売っていたのですが、あとで買おうと思っていたらその時にはもうお店が閉まっていて・・・つくづく縁がなかった。

海がすぐ目の前のこの市場、肉屋が魚屋よりもずっと多かった。リゾート地ということから、一時的に滞在する人は肉の方を食すことに慣れておりそのニーズが高いためであろうか。日本人は海の近くに滞在したらとにかく飽きるほど魚!と考える人が多いと思う。でもベジタリアンでないヨーロッパ人(というか西洋人)にとって、新鮮な魚は外せても肉は絶対なければいけないものなのだろうな〜と改めて感じました。

Lemon Pie

結局、UPできる料理の写真、これぐらい・・・食べ物に相変わらず難しい娘、眠くなると食べず、知らないモノは食べず、他のことで気が散ると食べずで、そっちに気を取られるためカメラを構える余裕がなかったです、はい。まっ、予想通りですね、ははは。

マントンでランチをしたときに、注文したレモンタルト。実はそれほど好きなデザートではないのですが、レモンで有名な地なので半分食べてみました。残りの半分を食べた夫によると美味しかったそうです。
滞在中、ご飯の後にデザートはあまり食べませんでした。やはり外食が続くと空腹感があまりなく、アンティパストをいくつか食べるともうお腹いっぱいになっちゃって。ジェラートはよく食べましたけど。

でも、イタリアなのでティラミスは食べてみました。が、チビ連れの我々が行くレストランはカジュアルなファミリータイプのためであろうか、ティラミス甘すぎっ。さらに甘いシロップやチョコソースがかかっていたりもして。正直、自分で作る甘さ控えめアルコールたっぷりの方がいいです。いつかおしゃれなイタリアのレストランで大人味のティラミスを食べてみたい・・・
一方、気に入ったのは、アーモンドのセミフレッド。ヴェンティミリアのデザートと聞いたような気もする。これは濃厚で甘すぎず、おいしゅうございました。

Trofiette and Tagliatelle

最後にイタリアのスーパーで買ったお気に入りパスタ、トロフィエッテ(手前)とタリアテッレです。
サンレモという街で、カフェのランチとして夫の注文したのがトロフィエッテのジェノベーゼでした。もっちりとした歯ごたえのあるパスタ。驚いたのは、娘これに食らいついた(というのは大げさだが)。食べるタイミングが良かっただけかと思いましたが、自宅で市販のジェノベーゼを使って娘に出してみたら結構よく食べる。パスタ自体が好きなのか、それともペストの方が好きなのか微妙に疑問ですけど。
もう一つはタリアテッレ。レストランで食べたとき、あれ?細い?と思いました。例えば、フィンランドで売られているイタリアメーカーBarillaのタリアテッレは太めの平たいパスタです(日本ではこの形のパスタ、フェットチーネと呼ばれることの方が多い気がするんですけど)。検索してみると、どうもイタリア国内の北と南によってパスタの幅とその名称が変わるようですが・・・なんにせよ、この細めの平たいパスタ、好みです。もっと買ってくればよかった。

というわけで、長々と書きつらねました食べ物編もここまで。イタリアの旅の記録も終了となります。いや〜、ちゃんと終えられてよかった。
長いわりには役立つ情報の少なそうな記事を読んでくださって、どうもありがとうございました。
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by chick_pea | 2010-09-23 06:17
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