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by chick_pea
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旬の北上

Apricots

公園で娘を遊ばせた後、スーパーへと向かう途中、広場にいくつか並ぶストールをついのぞいてしまう今日この頃。やはりそれはこんな季節だからか。他のヨーロッパ諸国の市場なんかと比べたら、扱っている野菜や果物の種類もずいぶん少ないんでしょうが。でも、ベリー類や新鮮そうな野菜を見られるのは、やはり冬とは大違いで心が躍ります。

で、必ず何か買いたくなる。このときは、ベリー類やサクランボの色鮮やかさとはまた違ったソフトな質感と色の美しさで手を伸ばしてしまったアプリコット。おそらく輸入物でしょう。日本語だとアンズですか。日本では加工していない新鮮なものを食べた覚えがないので、アプリコット=アンズっていうのがぴんとこない私です。
正直、味の方はあまり期待していなかったのですよ。というのも、この国でアプリコットや桃、そしてプラムで美味しいのに当たったことってそうそうないから。たいていもうちょっと熟れれば美味しくなるかなと放っておくと、いつのまにかモサモサした食感の果肉に変化し(夫はこれをジャガイモになった、と言う)、よりまずくなってしまうというていたらく。でも、これは意外と美味しいと夫も食べています。甘煮にせずこのままいけそう。

ストールで売られる代表的なものは、エンドウマメ。5月頃に現れるときは、だいたいイタリア産。そしていつのまにやらドイツ産となり、次にスウェーデン産が入ってきたっけか。そして最後にフィンランド産の登場となります。
お豆さんに限らず、近年ではヨーロッパ内での輸入物が多く入ってくるおかげで旬が長く楽しめます。もちろん国産で旬を味わうのがベストなのでしょうが、フィンランドでそれにこだわったら、期間短すぎっ。旬のものが次から次へと出回る国で生まれ育った自分には耐えられ〜ん。

実のところ、そんな生産国を通して旬が南から北へと移動していく流れを感じ取れるのが好き。なんだか旬がこちらへと少しずつ歩み寄って来てくれるような、そんな感覚になるのです。
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by chick_pea | 2010-06-14 03:52
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